SQUARE:2001.Winter
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◆別れ、そして次の夢に向かって


  いよいよ、CJ、Cassandraとの別れがきた。帰りは、名古屋空港から発つことになったので、私は東京駅で分かれることになった。別れる時もやはり抱き合って挨拶を交わした。3人でぎゅっと抱き合った時に、大粒の涙がこぼれ落ちた。ことばにはできない涙だ。3週間は、本当にいろいろなことがあった。ハプニングはいろいろあったものの、すべてのスケジュールを無事にこなし、疲れていたけれども沢山笑って、日々充実していた。
 
 そして、またしばらくのお別れ。自分に姉妹、兄弟ができたようだ、とお互いに笑いながら話した。新幹線が動き出すぎりぎりまで、窓をはさんで、3週間の中で起こったいろいろな出来事について手話で話し続けた。新幹線が動き出し、最後は、「I Love You」のサインを3人で示して、別れた。「ありがとう、CJ、Cassandra!」という思いを胸に、新幹線が見えなくなるまでその場にたたずんだ。
  
CJは自分の夢について、次のように話していた。
  
「夢は、一つの世界を作り出すことだ。その手段として、障害の有無、人種、年齢、国境等関係なく、誰もがアクセスできるようなWEBネットワークを使った番組を作成したい。WEBのチャンネルを変えることで、自分が知りたい国の様子や最近の話題、ドラマ、コメディ、手話教室等を手話、音声、字幕を付けて即座に閲覧できるような内容を作り出したい。」
 
 きっと帰国後は、その夢に向かって走り出しているに違いない。改めて考えると、3週間は自分の体力を超えるハードスケジュールだった。疲れていても、疲れを感じさせなかったのは、いつもそばで冗談を言って笑わせてくれたCJの人柄が大きく影響したからだろう。
  今回、多くの方にご支援頂き、この企画の実現ができたことに感謝するとともに、参加して頂いた方々の反応(表情)をこれからの励みとしながら、また、次の新しい企画の夢実現に向かって前進していきたい。