インタープリテーションプログラム ……Page >>>>

■インタープリテーションプログラムのおもしろさ(その2)

○○○○――――屋久島〜情報が新たな価値を創造する



○○○○○【島全体の動向に関わらず、業績を伸ばしているYNAC】
○○○○○○○○○(男女比は20000年度では1:2)
  鹿児島県の屋久島は、世界遺産地域の指定によってさらに注目を集めた観光地域ですが、そのシンボルである縄文杉を見にいくツアーはあえて実施しないことを明言しているガイド会社が屋久島にあります。この"屋久島野外活動総合センター"(YNAC)は、屋久島の自然を知り尽くした3人のインタープリターが中心となった組織です。縄文杉を案内しないのは、もちろん保全に対する備えでもありますが、縄文杉までの行程でみられる自然の様相は単調でつまらなく、そのようなところを長時間かけて歩くよりも、屋久島の素晴らしさ存分に感じるためには他のプログラムの方がふさわしいという強い意識をもっているからです。彼らは、森林ウオーク、沢登りや川下り、ダイビングなど数種類の一日がかりのプログラムを提供しています。どのコースも、参加費用は一人15,000円です。旧来、山岳ガイドなどを頼むときはガイド1人の人件費を参加者が応分して負担していました。I・Pでは、人数によらす参加者それぞれがうけるサービスは同じなので、何人で参加してもツアー価格は同一です。映画を見るときに、映画館ががら空きであっても、満席であっても入場料はかわらないのと同じことです。この15,000円という価格は、情報提供に対する対価、ある面ではエンターテイメントショーへの参加費だと考えることもできます。インタープリテーションというソフトが作り出す価値なのです。
○○<屋久島・YNAC>





【フィールド内のあらゆる情報を知り尽くし、あの手この手で参加者を楽しませる。
インタープリターは、自然学者でもあり、エンターテイナーでもあるのだ。】○○○